Hello there!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
世の中には様々な種類の英語が存在します。
日本人がおそらく一番聞き慣れているのはアメリカ英語ですが、他にもイギリス英語、オーストラリア英語、スコットランド英語、アイルランド英語、インド英語などがあります。
その中でも、イギリス英語やオーストラリア英語では、”mate”という言葉をよく使います。
“mate”とは、自分の友達を呼ぶ時に「やあ!」や「おい!」というような意味で使います。
アメリカ英語だと、”buddy”と言ったりもします。
しかし、この”mate”という言葉、2005年にオーストラリアの議会で使うことを禁止されたことがあるんです。
理由は明確ではないのですが、単純にカジュアルすぎるということだそうです。
この時、議会のsecurity guard(警備員)は、仕事中に人と話す時、”mate”ではなく、”sir”や”madam”(それぞれ男性・女性の敬称)を使うよう命じられました。
しかしながら、当時の首相であるジョン・ハワードは、このban(禁止令)はabsurd(ばかばかしい)であると揶揄し、結局banが発行されてから24時間以内に撤回されました。
私もこのbanはくだらないと思いますが、political correctnessという問題について考えるいい機会だと思います。
political correctness(直訳:政治的適切さ、「ポリコレ」と言ったりもする)とは、政治的または社会的な偏見が含まれない表現や、性別・文化・人種・宗教などへの偏見を含まない表現などを指します。
警察官の意味を表す”policeman”という言葉は、単語の最後に「男」の意の”man”がついているため、女性の警察官に対して失礼であるというのがいい一例です。
留学で英語圏に行くと、日本の学校で当たり前のように習った英単語や英語表現が、現地では失礼だと判断されるなんてことはよくあります。
ですので、留学中の方もこれから留学をされる方も、現地で言葉を使うときは気をつけていきましょう!
お互い気持ちのいい言葉を使えば、現地の人との交流もより楽しいものになるはずです!
皆さんの留学生活、心から応援しています!
See you then!
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