パーヌルル国立公園

広いオーストラリア全体の中で面積の3分の1を占める西オーストラリア州の北部、
キンバリー群には、見渡す限りの平原にバオバブの木や草原が広がり、アフリカにきたかのような風景が広がります。

そこにあるのが今回ご紹介する『パーヌルル国立公園』
2003年に世界遺産に登録された〝オーストラリア地球最後の秘境”とも呼ばれる絶景です。

パーヌルル1

太古の昔からこの地に定住していたアボリジニの人々によって名付けられたパーヌルル。
パーヌルルとは、砂岩を意味する言葉。
この地は2万年以上も前からアボリジニの人々に住まれていましたが、一般的に知られ始めたのはわずか30数年前からのことです。1982年に西洋人が始めてこの地に入り、発見されたことから最後の秘境を呼ばれるようになりました。

高さ200~250メートルの奇岩群、バングルバングルがあり、壮大なスケールの大景観が楽しめます。
石英質砂岩が太陽と雨と風に浸食されて出来上がった岩峰群は、オレンジと黒の縞模様を描き、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
自然によって作られた巨大なアートはまさに世界遺産と呼ぶに相応しい景観です。

パーヌルル3

パーヌルル国立公園へは北部準州の州都ダーウィンから825km西側に位置するカナナラという町を拠点とし、日帰りの上空飛行ツアーや2泊3日の4WDでのツアーがあります。
学校の合間の夏休みに行かれてみてはいかがでしょうか?

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